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11/7(金)
全国順次ロードショー

劇場情報&映画鑑賞券

Theaters

劇場情報
関東
東京
角川シネマ有楽町
11/7(金)~11/20(木)
池袋シネマ・ロサ
11/21(金)~12/4(木)
(連日1回上映)
Morc阿佐ヶ谷
11/21(金)~終了日未定
(連日1回上映)
シネマネコ
11/28(金)~12/11(木)
(連日1回上映)
神奈川
群馬
前橋シネマハウス
12/6(土)~12/19(金)
埼玉
OttO
1/16(金)~1/27(火)
(*水曜·木曜休映、連日1回上映)
中部
長野
長野相生座·ロキシー
1/16(金)~1/29(木)
近畿
京都
大阪
アップリンク京都
11/21(金)~12/4(木)
シアターセブン
11/29(土)~終了日未定
九州
大分
シネマ5
11/8(土)~11/14(金)
「私が思う竹内さんは、2010年の長江のロケから現代まで大きく変化していく世の中、竹内さん自身も自分の信念を貫き、素晴らしい変化を遂げ、勇敢でリアルな作品を世の中に示していると思います。唯一無二な世界観、これからも楽しみです。」
——阿部力
俳優
「外から傍観するのではなく人の内側から寄り添うような竹内さんの目。その目をお借りして、長江沿いに暮らす人々の暮らしを近い距離感で垣間見ることが出来ます。特に印象に残っているのはシャングリラというチベット族自治区に暮らすツームーという少女。
10年という月日は彼女をどう変えたのか、挑戦する勇気を貰えました。」
——小島瑠璃子
タレント
「中国の今を、冒険的な視点で紹介してくれる作品集。
久しぶりにまた中国大陸を旅したくなりました。」
——ディーン・フジオカ
俳優
「中国と日本、それぞれの文化、現在の様子など刺激になります!
そして中国でのご活躍これからも楽しみにしてます!」
——野口みずき
アテネオリンピック金メダリスト

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最新情報
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Introduction

イントロダクション

時代背景

1945年
日本敗戦、中国に定住していた多くの日系移民が送還される。そんな混乱の中、13歳未満の子供約3000人が親に置き去り、あるいは他人に託され中国に残された。彼らは日本人遺児と言われている。
1959年
日本政府が「未帰還者に関する特別措置法」を公布し、「戦時死亡宣告」を施行した。これによって、日本人の子供達は戦時中に死亡したと扱われ、もとあった戸籍を抹消されることになった。
1972年
日中国交正常化によって、遺児に帰国の転機が訪れ、大勢の維持は肉親を探し始めた。
70年代末~90年代
3000人近い残留孤児が子供を連れて日本へ渡り、定住する。
これが彼らの物語を記録できる
最後のチャンスかもしれない。
「我是日本人还是中国人?」——私は日本人?それとも中国人?
中国語しか話せない日本人、中国残留孤児。答えのない問いを胸に、80年の歳月を生きてきた彼らは言う。
「私たちの戦争は、まだ終わっていない。」
1945年、第二次世界大戦末期の中国・旧満州。
当時そこには、日本の国策によって移住した約150万人の日本人庶民が暮らしていた。
だが、終戦直前、日本軍は彼らを見捨てて撤退。
戦火の中、数多くの女性や高齢者が命を落とし、数千人の幼い子供たちが親と離れ離れになった。
彼らは国籍を失い、孤児となり、“名無しの子”となった——。
本作は、日中共同取材チームが100人以上の残留孤児とその家族を、2年にわたって徹底取材。
1990年代に帰国するも、日本社会に馴染めず自殺未遂に追い込まれた一世。
差別の中で自らの居場所をつくるため、準暴力団「チャイニーズドラゴン」を結成した二世。
日中ハーフである自分のルーツを隠し、友人にさえ真実を語れない三世。
——あれから80年。
今もなお「私は誰なのか」を探る彼らの、アイデンティティの物語。
『再会長江』の竹内亮監督が、日中合作チームとともに魂を込めて描く、心の国境を越えるドキュメンタリー。
本映画祭にて世界初公開。






スチール写真

Director/Casts

監督/登場人物
監督
竹 内 亮
ドキュメンタリー監督。1978年生まれ、千葉県我孫子市出身。代表作にNHK『長江 天と地の大紀行』『世界遺産』、テレビ東京『ガイアの夜明け』『未来世紀ジパング』、YouTube ドキュメンタリー『私がここに住む理由』、『大涼山』、『お久しぶりです、武漢』、『ファーウェイ100面相』などがある。YouTube でのドキュメンタリー作品の総再生回数は1億を超えている。
2021年、Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100」に選出 。
2023年には、中国で国際文化交流に貢献した外国人に贈られる最高賞「蘭花賞」を受賞。
2024年、監督作品『再会長江』が日本のミニシアターランキングで全国一位を獲得
『再会長江』が、中国版アカデミー賞「金鶏奨」の最優秀ドキュメンタリー映画賞にノミネート。
SNS総フォロワー数は 1000 万人を超える。

Casts

登場人物
中島幼八
李成林
残留孤儿一世
1942年生まれ
中島幼八(80歳)は、東京在住の中国残留孤児で、作家です。中国・旧満州で生まれ、幼少期を東北地方の養父母に育てられ、少年期に日本へ戻りました。見た目は典型的な日本のご老人ですが、口を開くと流暢な東北なまりの中国語が飛び出します。養父母と中国への感謝の気持ちを胸に、長年にわたり他の残留孤児の肉親探しや日本社会への適応を支援してきました。

2024年、彼は黒竜江省牡丹江市沙蘭鎮への再訪を決意。高齢と持病のため、これが養育の地へ帰る最後の機念になるかもしれないと覚悟を決め、養父母の「墓所整理」を行うため、二人の位牌を日本へ持ち帰り永く供養する準備を進めています。これは単なる帰郷の旅ではなく、彼にとって心のルーツを辿る旅なのです。
佐々木秀夫
张荣兴
残留孤儿二世
怒羅権ドラゴン 初代総長
佐々木秀夫(ささき ひでお)は、日本の戦後における特別なグループの中で、とても異色な存在です。彼は「怒羅権」(どらごん)という、伝説的な中国人系の暴力団組織の創始者です。

彼は中国残留孤児の二世として、子供の頃に中国から日本に戻りました。しかし、言葉や文化の違いから、学校でいじめの対象となってしまいました。でも、佐々木は普通とは違う反抗の道を選びました。

1985年、彼は同じような経験をした他の6人の残留孤児二世と手を組み、「怒羅権」という組織を立ち上げました。この名前は、日本語の「龍」(ドラゴン)の発音と、「怒り・修羅・権利」という言葉を組み合わせたものです。これは、彼らが怒りの力で、厳しい戦いの場(修羅場)で生きる権利を取り戻そうという意味を込めています。

最初はいじめに対抗する自分たちを守るグループとして始まりましたが、次第に日本社会が注目する特別な組織へと成長しました。「怒羅権」の盛衰は、残留孤児の二世たちが「自分は誰なのか」というアイデンティティの悩みに激しく苦しんだ歴史を物語っています。
上條真理子
苏红
残留孤儿二世
一笑苑所沢社長
上条真理子(46歳)は、中国残留孤児の二世で、所沢市にある「一笑苑」という特別養護老人ホームの創設者です。

彼女の父親は残留孤児の一世で、言葉や文化の違いから日本社会になじめず、老人ホームでいじめられることもありました。そんな父親や、同じように困っているお年寄りたちに、中国語を話せる安心できる場所を提供したいと、真理子さんは自分の家を改造し、主に中国残留孤児向けの老人ホームを立ち上げました。

今、彼女と家族はアパートに住みながら、「中国語しか話せない日本人」のお年寄りたちの世話に専念しています。老人ホームの中は中国の雰囲気たっぷりで、お年寄りたちは東北なまりの中国語でおしゃべりしたり、一緒に餃子を作ってお正月を祝ったりします。

真理子さんは経営の大変さに直面するだけでなく、「中国人が運営する介護施設」という理由で差別を受けたこともあります。それでも、彼女は残留孤児の二世として、中国と日本の架け橋となり、両方のコミュニティに寄り添う行動派として活躍しています。
上条欣也
残留孤儿三世
上条之子
上条欣也(かみじょう よしや)は、真理子さんの息子で、日本で生まれ育った中国残留孤児の三世です。

外見は日本の同世代の若者と変わりませんが、中日双方にルーツを持つという複雑なアイデンティティに悩んでいます。母親の真理子さんは、彼に中国留学を通じて自身のルーツを知ってほしいと願っていますが、欣也本人は「未知の国」である中国に強い抵抗を感じています。

竹内亮監督の映画『再会長江』の上映会で、真理子さんは監督にこう懇願しました。「どうか、私の息子に一度でいいから故郷に帰るように説得してください」

果たしてこの少年は、自らの足でその地を踏むことを選ぶのでしょうか。そしてそこで、どんな自分と出会うのでしょうか。彼の迷いと選択は、戦争が残したアイデンティティの問題が、三世の世代にまで受け継がれ、なお響き続けている証なのです。

Reaction

反響
著名人コメント
自分は何者なのか,自分に問いかけずにいられないほど登場人物の方々みなさんに共感できて,
見ていて心が満ちてくる映画でした。
——— フジテレビ・さい  崔雋

Official goods

公式グッズ
トートバッグ
1650円 (税込)
フィルム写真記念チケット
280円 (税込)
記念Tシャツ
3300円 (税込)

Trailer

予告編